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2009年5月18日 (月)

這いずりもん

草が生い茂る季節になってきた。

Garden1 庭木は緑が繁り、名前の知らない草が一気に庭を覆い始める。こうなったらもー大変。端から草を引き始め、ようやくもう一方の端に辿り着いて振り返れば、1週間前に引いた地面からもう次の草がニョッキリと・・というイタチゴッコだ。

最終的には2ヶ月に1回ほど業者に頼んで機械で刈ってもらうが、それまでの庭はまるで放置された幽霊屋敷の如くになる。そこで我が物顔に闊歩するのが、這いずりもん。

: 以下、這いずりもんの描写が多々登場します。這いずりもんが苦手な人は、決して「続きを読む」をクリックしないで下さい。

Garden2 雑草防止に色々手を尽くしたが、出入りの造園業者いわく、根や種がかなり深くまではびこっているので、3mくらい掘り返して土を入れ替えない限りはムリなんだそうな。費用を聞いたらとんでもない額なので庭改造工事は止めた。それ以来この季節から草の枯れ始める初冬まで、わが庭は這いずりもんの天国となる。

先ずは長いモノから。マリさん(犬)が居る頃は、縄張り争い?でけっこう喧嘩していた。いつまでも睨み合いをしているから、マリさんの首輪を掴んでムリに引き離すと、最初は抵抗するがしばらくするとニョロの事など忘れたかのよう歩き回る。ヤツもどこかホッとした感じで草の中に潜り込む。どうも、お互い興奮して引っ込みがつかなくなり、誰か仲裁してぇ~状態だったようだ。

建て替える前の祖母の時代には、家の中にまで入り込んできた事もあるらしい。たまたま屋内に吊り下げていた鳥カゴに首を突っ込み、小鳥を呑み込んだものの首が(どこまでが首か分かりませんが)膨らんで、鳥かごから抜けなくなってしまった。頭を突っ込んだまま鳥かごからブラ~ンブラン状態で、そりゃぁ、もう家の中は大騒ぎ。祖父が「まかせろ」とばかりに棒を持って来たが、威勢ばかり良くて何も出来ない。田舎出身の従業員さんがカゴごと外へ持ち出して、何とかヤツを取り出したらしい。

それでも、祖父母はニョロが家に居つくのは良いことだと考える世代で、屋内に侵入させないような手立ては特にしなかった。裏のお宅など、台所脇の松の根元に○○さん(呼び名は忘れた)と称して祀っていたくらいだ。

建替え後は家の中はもとより、ここ2-3年は庭での目撃回数もめっきり減った。その代わり屋内に堂々と入り込んでくるのがムカデ類。ムカデだけではなくヤスデやゲジゲジと思われる侵入者も居るので、我が家では総称してゲジと呼んでいる(あくまでニックネームであって、学術的名称とは別である)。で、このゲジ。侵入歴は古く、学生時代のある夏の夜、1人でぼ~っとTVを見ていたら投げ出した足の甲がなにやらサワサワする。目を落とすと、10cmぐらいはあろうかと言うゲジが甲の上を横断中であった。

小学生の頃は祖父と一緒に柿の木に付いた毛虫を割り箸でつまみ、空き缶に入れた殺虫剤の中に放り込むという作業をしていたお陰で、この手の這いずりもんにそんなに恐怖感がない。あらぁ~、ゲジが歩いてるわぁ・・というのが先ず思った事。ここで騒いでヘタに刺激してもいけないので、そのまま横断させた。甲を無事横断したゲジはそのまま廊下方面へ去っていった。

10年程前には、朝着替えて歯を磨いていると、何だか背中の一部がひんやりする。そのまま歯を磨き終え、やおら服をまくって鏡で見ると、背中にピッタリとこれまた10cm超のゲジが貼り付いていた。ひぇぃ~と思いながらも、そのまま風呂場に移動しもう一度鏡に映すともう居ない。とりあえず服を脱いでバッサバッサと振り落とした。どうやら夜の間に床に置いてあった服の間に潜り込んでいたらしい。それ以来、脱いだ服は机の上に置く事にしている。

妹は、やはり夜の間に布団の中に侵入されていたが、爆睡中だった為全く知らずに朝を迎え、目を覚ましたら添い寝していてビックリ!なんて事もあった。

こんなに近くで遭遇しながら2人とも噛まれないのは、多分こちらに攻撃の意思がなかったからだろう。攻撃の意思どころか、ボーッとしていたら既に身体の上に居たっていうのだから、ノンキなものだ。ゲジも人間じゃなく何か置物の上を歩いていたつもりなのかも知れない。

だからと言って、部屋に入ってきたら「あ~ら、いらっしゃぁい」と歓迎することぁない。端っこを外へ向って通過するなら黙って許すが、こちらへ向ってくる場合は、容赦なく叩かせて頂く。先日も、今年初ゲジで小振りなのが1匹侵入したので、バシっと一叩きしたらどうもヤスデの子供だったらしく、1日中部屋が臭かった。

Photo そもそも這いずりもんが大手を振って闊歩するのは、祖父がお金をケチって山林を宅地用に買ったのが原因。いくら土地を削って上に住宅を置いても、元々山林だった土地には、ここを棲家にしていた生き物が居ついている。コンクリで抑え込んでいるご近所もあるが、自然のままにしている我が家は来るなというのが、どだいムリなお話。

見た目が見た目なんで、かわいい~ぃとは絶対言わないが、これも共存と思って諦めている。

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